「敗戦日本」
日本は降伏した
神の審判は、厳かに下ったのである
敗北してなお生存を続けているのは宏大無辺なる神の恩寵である
神が日本民族絶滅の一歩手前に一度反省の機会を与えたのである
もしこの恩寵を理解し得なかったならばただちに、恐るべき最終の審判!
民族絶滅へと移行するであろう
罪悪の国、日本!
遠き野蛮未開の時代は知らず中世以後において、日本ほど、愚昧にしてかつ悪徳の国があったろうか
『近きより』
この文章は個人誌『近きより』を発行されていた正木ひろしさんが
昭和20年8月20日、敗戦の日に書いた文章です。
俺はこの文章はその通りだと思うし、未来を預言しているのだと思う。
今、正に最後の審判に向かって突き進んで行っているのではないか?